2011年12月15日木曜日

「まおゆう」舞台化の報告

と、いうわけでみなさん。
「まおゆうメイドラジオ」を楽しんでいただいているでしょうか? 斎藤千和さん(メイド長)と東山奈央さん(メイド妹)がパーソナリティーをやってくださってるこのラジオ、本日4回目でした!(じつは5回目で終了なのです。もったいない!)
そこで第一報があったので、ご存じの方もいるかとは思いますが、「まおゆう魔王勇者」が、朗読劇として舞台化されることが決定しました!

やっと報告できました。うれしいです(≧∀≦)ヒャッフー
はじめにきた話は「まおゆう」のドラマCD企画が動き出した頃で「イベントで、ドラマCDみたいな朗読をやってみたい」というものでした。
しかし、そのながれでやると、どうやっても、最低、最初の30分ぐらいは、魔王様と勇者が「この我のものとなれ、勇者よ!」「断る!」とやらなければいけないですし、そうすると、イベントの性質上、他の方の出番は少なくなります。
またこの種のイベントは、主に声優ファンの皆さんがいらっしゃるのだと思うのですが、「まおゆう」に詳しくない方にわかりやすくて、うれしい構成はなにかな? と考えると、1巻冒頭シーンからシーケンシャルに朗読してゆくのにも疑問がありました。

なんてことを考えながらエンターブレインの地下社員食堂でカレーライスをごちそうになってた時(いや、ここ、割とお気に入りなのです)。

「全編書き下ろしの新シナリオで、勇者と魔王が出会う前の直前を舞台にするといい気がするなー。つか、どうせなら書き下ろしですよ、書きおろし」
「カットイン多めで他の人たちの知られざるエピソードはさみつつやれば、いろんな声優さん満載に出来ますよ」
「2回回しで昼の部と夜の部は、それぞれ勇者と魔王主役で別の脚本にしましょうよ。で、どっちか片方だけ見たお客さんは身悶えする感じで」
「冬寂王って、序盤は父親に対して反感もあったけれど、戴冠するにあたって父の偉大さにふれたと思うので、そのへんのエピソードが見たいなー(他人ごとのように)」
「メイド姉妹の農奴時代の過酷な扱いとか、びしばしされるとこも(他人ごとのように)」
「出し惜しみなしで、老賢者とかだしちゃうのもありかと!(他人ごとのように)」

与太話が全部ホントになりました

だからブーメランでおいらの仕事も増えるんですけどね……。

関係者の皆様ほんとうに感謝です。
脚本の方は、「まおゆう」ドラマCDシリーズに引き続き、田沢先生。舞台音響監督も亀山監督にお願いすることが出来ました。橙乃は、田沢先生にプロットだしたりしてます。すんごいの書いてやりました。田沢先生とはけっして仲悪くないですというか、むしろ、仲良いのですけれど、いっしょにごはん食べたり打ち合わせしていると「ちょwwwまじでwwwyあんの? やんの?」「やんよwww徹底的っすよwww」「じゃ、おいらwww書いちゃうwwww」「じゃこっちも、書いちゃいますwwwやっちゃいますwww」となって互いに豪速球でキャッチボールするハメになります。やっはー! 聖闘士組手はクレーターできまくりですぜ!(注:田沢先生はもっと紳士で素敵な方です)。

元々は掲示板で、台詞の積層体としてうまれた「まおゆう」は「台本」なんて呼ばれることもありました。舞台が大好きな橙乃としては(だから「まおゆう」にも古典舞台っぽい演説台詞をいっぱい書いてしまったのですが)、あるいはアニメ化よりも、ビッグなプレゼントかもしれません。橙乃もとてもとても楽しみです。

舞台はバレンタインデーのちょっとあとになります。
年があければ本格的な準備もはじまり、稽古や予告などの動きもあるでしょう。バタバタと忙しくなりますが、またご報告したいと思います。
では! 取り急ぎ

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